【秘密保持契約:Non-Disclosure Agreement】
●「英文契約書なんて恐くない!」を読まれている方には、もうお馴染み
の英単語ですね。disclosureはdisclose(開示する)の名詞です。Non
が付きますから、意味が反転して、「開示しない契約」つまり秘密保持
契約となるわけです。
法律実務では略してNDAと呼ぶことが多いです。知的財産権の活用が声高
に謳われている現代社会においては、NDA無しには経済活動が滞ってしま
うと言っても過言ではないと思います。
因みに、知的財産権とは、特許権、商標権、意匠権、著作権、ノウハウ等の
無形の資産のことを指します。これからは、誰かがあなたの秘密を暴露
したら、こう言いましょう。
「よくも私の秘密をばらしたわね。NDA違反で訴えてやる!」
当然、事前に契約を結んでいないとダメですが(笑)。
●契約書中には以下のように使われます。
This Non-disclosure Agreement is entered into and effective as of
the 1st day of March, 2004(the "Effective Date").
これを翻訳すると以下のようになります。
「本秘密保持契約は、2004年3月1日付(以下「発効日」という)で締結され、
同日付で発効した」
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