はじめに:「外国企業と取引する事になった!契約書どうしよう?」


最近は、英語圏の企業(company)と取引する際はもちろん、非英語圏
の企業と取引する際も、英文契約書(agreement,contract)を作成する
ケースが増えています。お互い不慣れな(inexperienced)相手の国の
言葉を使用するよりは、比較的慣れた英語を使用した方が言葉の解釈違
い(misinterpretation)を回避できる(avoid)というのが1つの理由
です。契約の当事者(party)の一方が、圧倒的に優位な立場の時は、相
手の母国語になるケースもありますが・・・。


加えて、国際取引(international trading)に関する諸々の規則(rules)
が英語で作成されていることも、英文契約書が使用される理由となってい
ます。言わば、国際取引実務においては、英語が標準語(standard language)
化しているわけです。このような状況においては、国際取引を行おうと
している者にとって、英文契約書は避けて通れないものなのです。


そうは言っても、英文契約書に使われている英単語は分かりづらい・・・。
書いてある条文(article)が自分にとって有利(advantageous)なのか
不利(disadvantageous)なのか分からない・・・。などなど、契約書を
目の前にして頭を悩ませてしまう方も多いのではないでしょうか。


次回からは、そんな皆さんのお悩みを解決すべく、実際の契約現場で使用
されている英文契約書を、条文ごとに見ていきます。このメルマガを継続
して読んでいくうちに、英文契約書に特有の(particular)英単語や文章
(sentence)のパターンに気づかれる(notice)ことと思います。慣れて
(accustomed)しまえば、英文契約書なんてお手の物(good at)です。
スラスラ読めるようになってしまうことでしょう。