●正式な契約書を締結する前に、決めておかなければならないことが
いくつかあります。契約金額もその一つです。通常契約書に金額そのもの
を記載するか、見積書を参照する形式になります。
契約金額については法務が確認することはもちろん、プロジェクト担当者
も自らの目で確認することが重要です。お金と契約のことは経理と法務
に任せた、という態度では担当者としての職務を全うしているとは
言えません。見積書を参照する場合は当然、見積書番号の正誤を確認
しなければなりません。
●英文契約書では以下の通りに記載されることがあります。
The prices are those provided in maintenance pricing quotations
and apply to the initial term.
これを翻訳すると以下のようになります。
「価格は保守価格見積において提示されているものを初期契約期間に
適用する」
